お盆はダーリンの実家、柳川へ里帰りです。
私は案外、日本の古くからの風習というか、
お盆やお彼岸、法事なんかが好きです。
親戚や家族が集まって、自分たちのルーツ
である先祖の供養をするというのが何だか
すごくあったかい気持ちになるんです。
正直、親戚が集まるとめんどうだな、と思う
ようなときもあるけれど、それでも顔を合わ
せて話をすることは大切な気がしています。
ということで、今年はダーリンの実家とうちの
父方の実家の唐津へお参りに行ってきます。
(前回お式レポ:花嫁の手紙の葛藤)
いろんな葛藤があった花嫁の手紙ですが、
なんとか気持ちの整理もついて取りかかった
のがお式前日。
何を書こうか家族との思い出を思い出せば
出すほど、やっぱり語り尽くせないなぁ・・・と
途方に暮れます。
それでもお式は明日。
清書する時間も考えるとあまり迷ってばかり
はいられませんでした。
私の家族構成は、父・母・弟ケンジの4人家族
です。
そこで、家族ひとりずつにあてて思い出と感謝
の気持ちを書いていくことにしました。
後輩花嫁さまたちの参考になるかどうかはわかりま
せんが、当日の手紙をご披露します。
当日、会場はしんと静まりかえっていました。
ダーリンと並んで会場を見渡し、深呼吸をひとつ。
少し落ち着きました。
泣かないようにがんばろう。
一生懸命伝えよう。
ダーリンに腰に手を添えてもらって、マイクを
向けられます。
まずはみなさまへのごあいさつから。
“みなさま、本日はふたりのためにお集まりいただき
ありがとうございます
職場の皆様をはじめ、これまで私を支えてくれた
友だちやご親戚のみなさま、たくさんの方々に
囲まれて、こうしてお祝いいただき、本当に幸せな
気持ちでいっぱいです。
家族へあてた手紙をこの披露宴の中で読むか
どうかとても迷いました。
本来はこっそりと家族にだけ伝えればよいことなの
かもしれませんが、みなさまへのご報告も含めて、
ここでお手紙を読ませていただきます。”
ゲストのみなさまに感謝の気持ちとここで手紙を
読むことにした自分の気持ちを伝えました。
そして本題へ。
“お父さん、お母さん、ケンジへ
結婚が決まってから約半年。
とうとうこの日を迎えました。
目を閉じるとお父さん、お母さん、そして弟のケンジ
と過ごした楽しい日々がよみがえってきます。
時々ケンカもしたけれど、毎年家族で旅行に行った
り仲良し家族でしたね”
まだまだしっかりと読めてます。
がんばって続けて、まずはパパへ。
“お父さん。
お父さんとは似たもの親子とお母さんがよく言う
ように、気が強くて頑固で思ったことを口にしない
と気が済まない性格がそっくりで、だからこそ今
まで何度も衝突しました。
本当に少年のように無邪気で好奇心旺盛で友だち
の多いお父さんです。
私が小さいころは、毎年クリスマスになるとサンタ
クロースに変身してくれていましたね。
クリスマスの日は決まってお父さんからカエル
コールがあって、お母さんとケンジと一緒に駅の
近くまで迎えに行っていました。
「まだかなぁ」と私たちがお父さんを待っている間、
お父さんは走って家に戻ってベランダにプレゼント
を準備してくれていたとずいぶんと大きくなってから
聞きました。
おかげで私は小学校卒業近くまでまったく疑うこと
なく、サンタクロースを信じ切っていました。
私が夢見がちに育ったのもきっとお父さんのあの
サンタクロースがいてくれたからですね。
ステキな夢をたくさん見させてくれてありがとう。”
当日は遠かったので全然わかりませんでしたが、
DVDで見るとパパはうっすらと涙ぐんで、真一文字
に口を結んでいました。
次にママへ。
“お母さん。
お母さんとはケンカもたくさんしたけど、いつも
最後の味方はお母さんでした。
口うるさく言われたことに口答えして生意気な
ことを言ってしまってごめんなさい。
大人になった今はお母さんがどんな気持ちで
私にアドバイスをくれていたかがよくわかります。
まだ結婚した女性が働くことが一般的ではなか
った時代に、無理解な人々のプレッシャーも
あったでしょう。
そんな中、仕事に加え、家事に子育てと一生
懸命にがんばってきたお母さんを見てきました。
お母さんのがんばりは、私が1番よく知っています。
就職が決まったとき、結婚が決まったとき、応援
するからがんばって仕事を続けなさいと言ってくれた
お母さん。
お母さんは、働く女性としての私のお手本です。
結婚したって母と娘に変わりはありません。
これからも一緒に買い物したり、旅行に行ったり、
おいしいものを食べて、たくさんおしゃべりして、
たくさん笑って過ごしていきましょう。
今度は私が親孝行をする番です。
今までどうもありがとう。”
もうこの時点で、涙が止まらなくなってきました。
ダーリンは私が泣いて読めなくなったらいつでも
代読できるように目で手紙を追っていました。
でも、それに夢中で涙が止まらないのになかなか
ハンカチを渡してくれませんでした(^^;
思い出して書いているとなんだか涙が出てきて
今日はダメみたいです。
続きは次回にしたいと思います。
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